家族旅行の予算は4人で?平均費用と実際の消費額。オーバーしないコツもご紹介!

2023.11.13

子ども連れの家族旅行を計画中!できれば予算内に収めたいけど、そもそも全部で一体いくらくらいかかるのかと気になりますよね。

ちゃんと子どもが喜んでくれるように、観光スポットや宿泊先の下調べもしっかりしておきたいところ。レジャーも食事も、予算オーバーを気にしながら旅行するのは避けたいと思いませんか?

ここでは、

4人の家族旅行って普通はいくらくらい?

どうやって予算を立てればいいの?

と気になるあなたへ、国内旅行の1人あたりの平均費用と、家族4人での消費額を旅行会社・国のデータを元にご紹介。福井県小浜市にある一棟貸しの宿「小浜町家ステイ」が、予算をオーバーさせないためのコツもお届けします。

福井県にある観光スポットと宿の料金もお伝えしますので、ぜひ予算立ての参考にしてくださいね。

家族旅行の予算は一泊どれくらい?

Family Travel Budget

国内旅行は1人あたり平均4万円ほど

日本最大の旅行会社「JTB」によると、2023年の夏休みに1泊以上の国内旅行でかかった平均費用は以下のとおりです。

2023年7月15日~8月31日 前年同期間
国内旅行平均費用 40,000円 37,000円

※参照元:2023年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向|株式会社JTB(2023年11月時点)

交通費・宿泊費・土産代・食費などが主な費用で、前年より3,000円(108.1%)増えています。その背景は、新型コロナによる制約のほとんどが取り除かれたため。6月の月例経済報告の基調判断では、10ヶ月ぶりに上方修正された5月に続いて「緩やかに回復」とされており、個人消費も5月以降は「持ち直している」となっています。

この平均費用は夏休みシーズンのものですが、旅行でかかる費用は「目的地・人数・宿泊先・交通手段・年齢」などによって大きく変わるもの。1つの参考にしていただけると幸いです。

2023年4〜6月は家族4人で約20万円が多い

続いて、家族旅行の4人分のデータを見てみましょう。結果から言うと、直近の2023年4〜6月は「約20万円」をかけた家庭がもっとも多い計算となっています。

観光庁の調査結果では、2023年4〜6月の宿泊旅行について、1回あたりの1人分の消費額は以下のとおり。

 
国内旅行消費額 55,963円

※参照元:旅行・観光消費動向調査 2023年4-6月期(速報)|観光庁(2023年11月時点)

前期(1〜3月)は42,667円で、13,296円(131.1%)の増加。受験・卒業・入学準備などで忙しく、また、新型コロナの規制緩和なども重なり旅行者数が大幅に増えている(+3千万人ほど)ことが理由だと考えられます。そして、家族4人で単純に計算をすると「223,852円」です。

ただ、大人と子どもでは、入場料や宿泊代が違うものなのでこれほどはかからないかもしれません。同調査結果の集計表(確報)では、性別・年齢別に細かく掲載されており、より正確な家族4人分の合計金額が計算できます。

◆父(30代)・母(30代)・男の子(10代)・女の子(9歳以下)の場合

30代男性 59,304円
30代女性 64,796円
10代男性 50,516円
9歳以下女性 38,510円

※参照元:旅行・観光消費動向調査 2023年4-6月期(確報)|観光庁(2023年11月時点)

これらを合わせると「213,126円」に。あくまでもデータの1つですが、最近の経済や物価情勢をふまえた金額なので参考になるかと思います。

家族旅行の予算をオーバーさせないためのコツ

家族旅行中に我慢や無理をしないためには、予算決めの順番を守るのがコツ!旅行中は「せっかく来たんだから」「今しかできない」と気が大きくなりがちですが、下調べをしっかりしておけば予算を大きく超えて後悔する心配が少なくなります。

  1. 最初に「総予算」を決める
  2. 子どもが喜ぶ「目的地」を探す
  3. 全員がくつろげる「宿」を探す

1つずつ詳しくお伝えしますね。

最初に「総予算」を決める

complete budget

まずは、旅行にかけるトータルの予算を決めましょう。

主に、

  • 交通費
  • 宿泊費
  • 土産代
  • 食費

があります。ほかにも、離乳食・子どものお菓子・旅行用の新しい服・旅行カバンなどの準備も必要かもしれませんね。

家族旅行にかかる費用は、行き先や宿泊先によって大きく変わるもの。総予算を決めておくと、どこに行くか・どうやって行くか・どこに泊まるかなどの具体的な計画を進めるのがスムーズです。

もし、これから家族旅行のための貯金をするなら「1ヶ月10,000円」など無理のない金額がおすすめ。日々の家計を苦しめないように設定して、あまりストレスを抱えないようにしましょう。1年で120,000円も貯められますよ。

子どもが喜ぶ「目的地」を探す

Fishing Port of Obama

総予算が決まったら、次に目的地を探します。せっかく家族で行くなら、みんなで遊べる場所子どもが喜ぶ場所を優先したいですよね。

交通手段は電車・飛行機・自家用車などがありますが、飛行機を使って遠方に行くのがもっとも高額。交通費がかかる分、ホテルはリーズナブルなところにしたり食事をあまり贅沢しないようにしたりして総予算に合うよう調整しましょう。自家用車を使うと、交通費があまりかからない分、宿泊費や食費が奮発できます。

また、家族旅行の目的が「テーマパーク」の場合もあるかと思います。動物園・遊園地・水族館・サファリパークなど、入場料はさまざまですが中には1万円を超えるところも。例えば、東京ディズニーランドでは、2023年12月24日の1デーパスポートが大人1人で10,900円(税込)です。

お土産代や食事代も含めると、それだけで予算を大きく占めるかもしれません。オーバーしそうなら。交通費や宿泊費を抑えると良いでしょう。

全員がくつろげる「宿」を探す

hashtumi

とても楽しい家族旅行。とはいえ、慣れない場所や雰囲気に大人も子どもも緊張して疲れてしまいます。そこで、総予算と目的地を決めてから最後に宿泊先を。翌日、自宅に帰るまで元気に楽しく過ごせるように、目的地の近くで家族みんながゆっくりくつろげそうなところを探しましょう。

子連れの家族旅行は、ほかの旅行客やスタッフに迷惑をかけないかと心配じゃありませんか?

例えば、

  • 大浴場へ行くまでの廊下で大騒ぎしないか
  • 食事が好みに合わず残してしまわないか
  • 食事中に大きい声を出さないか

など。ちょっとしたストレスで楽しい気分が台なしになるのはもったいないですよね。

そんなときは、1つの建物を丸ごと借りる「一棟貸し」がおすすめ。家族風呂・部屋食なので、人目を気にせず家族全員でのんびり過ごせます。

関連記事:子連れの家族旅行は不安!おすすめの解決方法と福井県小浜市のおすすめ観光スポット3選

4人で行く家族旅行の予算を立ててみよう〜福井県の観光スポット編〜

実際に、4人の家族旅行でどれだけかかるのかを見てみましょう!ここでは、小浜町家ステイがおすすめする観光スポットの料金を紹介します。家族みんなで一緒に楽しめる場所なので、目的地決めの参考にもしてくださいね。

※2023年11月時点の情報です。

遊び

福井県こども家族館

Children and Family Center※出典元:屋外ゾーン||福井県こども家族館(2023年11月時点)

平成5年4月にリニューアルした「こども家族館」は、工房・遊具・展示物などがある体験型児童館。家族が一緒に遊んでふれあい、コミュニケーションをとることを重視しています。

海・自然・環境に対する理解が深められるこども家族館には、国内最大級のクライミングウォールや大型ハンモックなどのアトラクションが豊富!ものづくりやクッキングなど、月ごとに内容が変わるイベントも楽しめます。

入館料 無料
あそび体験ゾーン入場料金

・大人|320円
・小中高生|150円
・就学前児童|無料

わくわくショップ

無料

ダビンチの壁

無料

ものづくり工房・クッキング工房

プログラムにより異なる

 

詳細
住所 〒919-2107
福井県大飯郡おおい町成海1-1-1(うみんぴあ大飯内)
電話番号 0770-77-3211
開館時間 9:30〜17:00
ホームページ 福井県こども家族館

蘇洞門めぐり遊覧船

pleasure cruise

日本海の荒波がつくりあげたダイナミックな景観が楽しめる「蘇洞門(そとも)めぐり遊覧船」。若狭湾国定公園を代表する景勝地が満喫できる約60分のクルージングです。押し寄せる波がつくりあげた海の芸術と、潮の香り、波の音。きっとお子さまの心に響くはず!

事前予約はWebにて。当日券も窓口で購入できます。

料金 ・大人(中学生以上)|1,980円
・小人(小学生)|990円
・未就学児|無料

※参照元:蘇洞門めぐり遊覧船|(2023年11月時点)

レインボーライン

rainbow line

名勝の三方五湖・若狭湾がぐるりと一望できる若狭湾国定公園「レインボーライン山頂公園」。第1駐車場からリフト・ケーブルカーで上った先にあり、まるで天空にいるようなパノラマビューが楽しめます。

足湯・ソファーテラスなどの5つのテラスからの絶景を眺めながら、特製ランチボックスやスイーツを堪能。福井県や若狭町の物産も豊富に販売されており、高い場所からの絶景とグッズやグルメでお子さまも喜ぶこと間違いなしです。

山頂公園 入園料 ・大人(中学生以上)|1,000円
・小人(小学生)|500円
・未就学児|無料

 

詳細
住所 〒919-1301
福井県三方上中郡若狭町気山18-2-2
電話番号 0770-45-2678
営業時間 4月1日〜8月31日|9:00~17:00
12月1日~2月28日|9:00~16:30
ホームページ レインボーライン

食事処・お土産

若狭フィッシャーマンズワーフ

Wakasa Fisherman's Wharf

「蘇洞門めぐり遊覧船」をはじめ、お食事処やショッピングができる若狭フィッシャーマンズワーフ。海鮮レストランは海の醍醐味が満喫できる特等席で、四季折々の日本海を眺めながら新鮮な海の幸がたっぷり味わえます。

ショッピングは、海・山の自然に囲まれた若狭ならではのお土産がたっぷり!海の幸・山の幸・福井県の銘菓に工芸品。羽二重餅や五月ヶ瀬など、子どもが喜ぶ美味しいお菓子もあります。

メニュー例 料金(税込)
よっぱらいサバの炙り丼 3,400円
のどぐろ丼 3,700円
小浜丼 1,850円
海鮮天丼 1,850円
鯖ずし2貫 390円

 

詳細
住所

〒917-0081
福井県小浜市川崎1-3-2

電話番号 0770-52-3111
営業時間 4月~11月|8:30~17:00
12月~3月|9:00~17:00
ホームページ 若狭フィッシャーマンズワーフ

御食国若狭おばま 濱の四季

hamanoshiki※出典元:おばまのイカ丼|御食国若狭おばま 濱の四季(2023年11月時点)

御食国(みつけくに)若狭おばま食文化館の中にあるお食事処「濱の四季」は、若狭湾が目の前に広がる地産地消のレストラン。生産者の想いと地域が受け継いできた味を大切にしており、若狭の自然の恵みから生まれた旬の食材が堪能できます。

メニューは、身体にやさしく美味しいものばかり。広々とした店内には椅子席とお座敷があり、小さなお子さま連れでもゆったりと過ごせます。

メニュー例 料金(税込)
「若狭おばま醤油干し」ねこまんま丼 1,600円
おばまのイカ丼 1,600円
鯖街道定食 1,800円
とんかつ定食 1,500円
お子様カレー 600円

 

詳細
住所 〒917-0081
福井県小浜市川崎3丁目5番
電話番号 0770-53-0141
営業日 平日・土日祝|11:00~14:30
ホームページ 御食国若狭おばま 濱の四季

SEE SEA PARK

SEE SEA PARK※出典元:SEE SEA PARK|リライトおおい株式会社(2023年11月時点)

2022年7月にオープンした、おおい町の新しい商業施設「SEE SEA PARK」。コンセプトは「みんなでつくる公園」で、みんなが自由に楽しめること、いつも新しいことに出会えることを重視しています。

カフェ・チャレンジショップ・アウトドアストア・エステサロンなどがあり、屋外には子どもも大人も自由に遊べる芝生広場も。家族旅行の人気ランキング1位の子ども家族館から、徒歩で約4分のところにあります。

入場料 無料

 

詳細
住所 〒919-2107
福井県大飯郡おおい町成海1-8-5
電話番号 0770-77-4489
営業時間 10:00〜22:00
ホームページ みんなでつくる公園「SEE SEA PARK」

小浜案内をもっと見る>

関連記事:家族旅行の人気観光スポットランキングTOP3!福井県小浜市でのんびり楽しく思い出作り

4人で行く家族旅行の予算を立ててみよう〜小浜町家ステイ編〜

総予算・目的地の次に決める宿。一棟貸しの古民家宿「小浜町家ステイ」には8つの宿があり、ランク・泊まる曜日・宿泊プランによって料金が違います。

ここでは、代表して3つの料金をご紹介しますね。いずれも、若狭小浜の歴史ある伝統技術や造りを活かしつつ、心地よく過ごせるようにリノベーションした町家。和のぬくもりを感じながら、まるで暮らすように泊まれる宿です。

料金例の詳細
人数 大人(男女)2人・小学生1人・幼児(食事のみ)1人
期間 2023年12月23日(土)〜12月24日(日)
宿泊プラン 【朝食付】地元のお酢屋さん手作り「町家弁当」付きプラン

西津湊ふるかわ

Private_accommodation

小浜藩でもっとも成功した北前船船主「古河屋」の船頭「古川屋惣兵衛」が暮らしていた町家をリノベーション!重厚な造りで国の登録有形文化財に登録されており、江戸時代からの積み重ねてきた歴史が感じられます。

改修は、関西を代表する建築家「竹原義二氏」が設計しました。建物の歴史的価値を生かしつつ、広々として美しい快適な空間で贅沢な非日常の時間がお過ごしいただけます。

大人 19,900円×2
小学生 19,900円×1
幼児(食事のみ) 1,200円
合計 60,900円

※消費税・サービス料込

西津湊ふるかわを詳しくみる>

八幡参道みやけ

Private_accommodation

小浜市小浜男山にある八幡神社の参道に面した明治期の町家をリノベーション。海に近く、JR小浜駅や、若狭小浜の名勝「蘇洞門(そとも)」を巡る遊覧船のある「若狭フィッシャーマンズワーフ」が徒歩圏内にあります。小浜のまちをぐるりと楽しむのにぴったりですよ。

建物の1階はフローリングで、清潔感あふれるキッチンやバスルームを設置。特徴的な箱階段から2階に上がると、包み込まれるような低めの天井の下にモダンな間接照明やベッドライトがあり、心地よさを与えます。

大人 13,300円×2
小学生 13,300円×1
幼児(食事のみ) 1,200円
合計 41,100円

※消費税・サービス料込

八幡参道みやけを詳しくみる>

丹後街道たにぐち

Private_accommodation

小浜の歴史とともに歩んできた旧丹後街道沿いに建つ築90年の町家をリノベーション。玄関から続く奥行きのある土間や、縁側から眺める中庭が心地よい懐かしさを感じさせます。

土間にはキッチンがあり、向かいに広がる中庭からの光が明るく降り注ぎます。2階は二間続きの和室で、ふすまで仕切られているので自分だけの空間を楽しむことも可能。プライベートを大切にしたい大人数でのご利用におすすめです。

大人 12,200円×2
小学生 12,200円×1
幼児(食事のみ) 1,200円
合計 37,800円

※消費税・サービス料込

丹後街道たにぐちを詳しくみる>

宿一覧はこちら>
宿泊プランからもお選びいただけます>

関連記事:家族旅行のための宿選びのコツ!福井県の一棟貸しは古民家宿「小浜町家ステイ」へ。

予算をしっかり立てて楽しい家族旅行に!

国内旅行の予算は、1人あたり約4万円が平均。直近の2023年4〜6月に実際に消費された額は、約20万円がもっとも多いという情報でした。新型コロナの規制緩和や物価高などが今後どうなるかは分かりませんが、家族旅行を楽しむ人が増えてくれたらいいなと私も思います。

予算オーバーをしないコツは、予算を立てる順番がポイント!

・最初に「総予算」を決める
・子どもが喜ぶ「目的地」を探す
・全員がくつろげる「宿」を探す

やりたい体験ができなかったり、ついお金を使いすぎて帰宅後の生活が我慢だらけにならないように、きちんと下調べをしてくださいね。

一棟貸しの宿なら、人目を気にせずストレスフリー!家族みんなで旅の疲れを癒し、のんびりとくつろげる素敵なところです。福井県小浜市にお越しの際はぜひ「小浜町家ステイ」をご利用くださいませ。旅行費用の手助けになる「HP予約特典」も5つご用意しています!

関連記事:貸切の宿泊施設ってどうなの?魅力と不便な点を小浜町家ステイがご紹介!