敦賀のおすすめ観光スポット10選！疲れを癒しつつ楽しめる一棟貸しの魅力

福井県のほぼ中央にある敦賀（つるが）市は、日本海の景色や新鮮な海の幸を楽しみたいあなたにぴったり！北陸新幹線の延伸で金沢から敦賀間が開通することもあり、今、敦賀駅を中心に街も人もとても賑やかな雰囲気です。

観光スポットは、古くから続くところも最近できた新しいところも豊富な敦賀市。波が穏やかでキレイな海水浴場、新鮮な海の幸や山の食材など、自然にたくさん触れられるのも魅力です。

ここでは、

「どこに観光しよう？」
「敦賀の有名なところは？」

と気になるあなたへ、一棟貸しの古民家宿「小浜町家ステイ」がおすすめ観光スポットを10個ご紹介！敦賀駅から近い順にお届けするので、観光ルートや移動時間などの参考にもしてくださいね。

敦賀市は人気の観光エリア！

福井県敦賀市の有名なものは？

日本海に面する敦賀（つるが）市は、古くから大陸文化の玄関口として栄た港町。海と山に囲まれ、自然に恵まれているので新鮮な海の幸や山の食材が美味しく味わえます。

そんな敦賀市の北部に大きく食い込んでいる敦賀湾は、日本海側には珍しいリアス式海岸が発達した若狭湾の支湾。波が穏やかな海水浴場は砂浜や海がキレイで、毎年県内外の多くの海水浴客から大人気です。

ほかにも、1日では巡りきれないほどの観光スポットがたくさん！

子ども連れの家族旅行をしたい、美味しいグルメを堪能したい、神社仏閣を巡りたい・・・。小さな子どもからご高齢の方まで、それぞれの楽しみ方があり、観光を通して素敵な思い出が作れます。

北陸新幹線「金沢ー敦賀間」開業でにぎやかに！

敦賀市にあるJR敦賀駅は新幹線の最寄駅。2024年3月16日（土）に、延伸のため石川県の「金沢駅」と結ばれリニューアルオープンをします。

2023年12月14日に実施された「ねとらぼ調査隊のアンケート結果」では、敦賀市は北陸新幹線延伸区間で今後発展していくと思われる地域の「第2位」に！米原・京都・大阪などの近畿地方と、北陸地方を結ぶ重要な場所として街の盛り上がりが期待されています。

※参照元：【関西在住者が選ぶ】今後発展していくと思う「北陸新幹線延伸区間の駅（地域）」ランキング！｜アイティメディア株式会社（2024年1月時点）

敦賀市は、新幹線ホームの整備とともに、駅周辺のお店や施設もさまざまな手入れが進んでいる状況。観光スポットはもちろん、地域の住民も福井県民もみんなが活気付いています。

新しいお店や施設が建設され、次々とオープンしている今。古くから続く観光スポットも、北陸新幹線開業のためにどんどん新しいサービスを展開中！

開業を祝した、

などがさまざまなところで発見できます。

敦賀市は福井県内の人気観光エリア。そして、今は北陸新幹線開業による盛り上がりを見せているので、より良い観光が期待できそうです。

敦賀のおすすめ観光スポット10選

JR敦賀駅から近い順に、おすすめの観光スポットをご紹介しますね。

TSURUGA POLT SQUARE 「otta」

※出典元：“otta”について｜TSURUGA POLT SQUARE 「otta」（2024年1月時点）

北陸新幹線敦賀開業に向け、敦賀駅前に2022年9月1日にオープンした複合施設。ホテル・飲食店・物販店などがあり、敦賀の海産物や福井の名産品などが並んでいます。

知育・啓発施設として、3万冊を超える本が迷路のように書棚に並ぶ書店も。中央には広々とした芝生の公園があり、それぞれの施設がひさしでつながっているので行き来しやすいようになっています。

福井県嶺南地方は関西に近いため関西弁に近い方言が主流。TSURUGA POLT SQUARE 「otta（おった）」は、共通語の「いる」から名づけられ、「あなたを見つける出会いの場所」という意味が込められています。

氣比神宮（けひじんぐう）

敦賀市曙町にある氣比神宮は、名勝「おくのほそ道の風景地」に選定されている神社。地元では「けいさん」と呼ばれ、たくさんの人に親しまれています。

高さ約11mの大きな鳥居は、重要文化財のひとつ。春日大社（奈良県）と厳島神社（広島県）と並び、日本三大木造大鳥居と言われています。

境内にある「長命水」は、大変長生きをした神々の御神徳（神の恵み）が宿る神水とされ、パワースポットとして多くの参拝者が訪れています。交通安全祈願・厄払い・家内安全・合格祈願などの御祈願は、予約不要でOK。ここだけしか手に入らないお守りをお土産にしてみてはいかがでしょうか。

敦賀市立博物館

1978年に開館した歴史の長い博物館。国の重要文化財である「旧大和田銀行本店本館」を活用しており、銀行創設者である大和田荘七の「市民に親しまれる銀行建物に」という思いを受け継いでいます。

敦賀市内で発掘された考古遺物をはじめ、中世・近世・近大の文書資料や民俗資料などを数多く収集し保存。常設展示のほか、展覧会やイベントが定期的に開催されています。

館内の1階は「鉄道と港のまち」をテーマに、絵葉書や引札などを展示。2階は「古代から近代のつるが」をテーマに、弥生時代の生活を物語る土器や内海元紀が記した敦賀津図などを展示。3階では、美術コレクションとして敦賀の画家や近世・近代の京の絵画などを10数点展示しています。

人道の港 敦賀ムゼウム

人道（歩行者のために舗装された歩道）の港がある敦賀の歴史をテーマに、敦賀港の写真や映像が展示されている施設。日本がポーランド孤児やユダヤ難民を受け入れたときに、上陸場所として利用された敦賀港ならではのエピソードが紹介されています。

関係者との心温まる交流はいまだに続いており、ポーランド孤児上陸100周年・命のビザ発給80周年を迎えた2020年11月にリニューアルオープン。建物の外観は、大正から昭和初期の敦賀港駅や税関旅具検査所などの4棟の建物を当時の位置に復元したもの。館内では、シアターやアニメーション展示が新しく設けられ内容がより充実しました。

敦賀赤レンガ倉庫

敦賀市は、明治から昭和初期にかけてロシアを経由して大陸ヨーロッパへとつながる国際都市。その象徴が「敦賀赤レンガ倉庫」で、1905年に石油貯蔵用の倉庫として建設され、2009年1月に北棟・南棟・煉瓦塀が国の登録有形文化財に登録されています。

建設110周年を迎えた2015年には、北棟が鉄道と港の「ジオラマ館」、南棟が赤レンガ空間を楽しみながら食事ができる「レストラン館」としてリニューアルオープン。明治後期から昭和初期の街並みが再現された鉄道と港の雰囲気を楽しんだり、敦賀ならではの食材を味わったりできます。

金崎宮（かねがさきぐう）

金ヶ崎城があった跡のふもとにある神社で、特に若者におすすめの観光スポット。約400本のソメイヨシノがあり、小高い山にあるため眺めの良い桜の名所として有名です。

金ヶ崎城は、1336年に尊良両親王を守護した新田義貞が足利軍と戦った古戦場。そのふもとにある金崎宮には、両親王が祀られています。戦国の世には、朝倉・浅井軍と信長・秀吉・家康の戦いの場にもなり、「難関突破」にご利益のある神社とされています。

また、金崎宮は「恋の宮」とも呼ばれており、将来良縁に恵まれるというご利益も。明治時代、桜見物に訪れた男女が「花換えましょう」と声をかけあい、桜の小枝を交換して想いを伝えたのが理由だそうです。毎年4月1日から15日は神事として「花換まつり」を開催。この季節だけじゃなく、良縁を願う若者が1年中多く訪れています。

敦賀市こどもの国

※出典元：敦賀市こどもの国｜敦賀観光協会（2024年1月時点）

児童文化センター・児童センター・児童遊園の3つの施設がある児福祉施設。たくさんの遊具やプラネタリウムがあり、屋内外の好きな場所で子どもたち遊べる、子どもたちのための空間です。

遊具は、複合遊具アクアリウム・ターザンロープ・乗り物広場など。プラネタリウムは光学式投映機とデジタル式映像投映機を併用。リアルで美しい迫力満点の星空が眺められます。地球を離れて太陽系の惑星に近づいたりなど、銀河系宇宙をまるで旅しているかのような体験が味わえます。

2015年に遊具が新しくなり、現在は屋内エリアにある「エントランス」と「アトムあそぼランド」のリニューアルに向けた準備を進行中！子どもたちにとって、さらに楽しく快適に遊べる場所として生まれ変わる予定です。

気比の松原海水浴場

国の名勝、日本三大松原の1つ「気比の松原」の近くに、約1kmのキレイな砂浜と透き通った海がある海水浴場。白砂青松と呼ばれる景勝地で、緑と白の鮮やかなコントラストに彩られたビーチです。

海の上には海賊船の形をした大型遊具があり、小さいお子さんには「すべり台」が大人気！いつもの海とはちょっと違う楽しみ方ができるので、特に子ども連れの家族におすすめの観光スポットです。

日本海さかな街

敦賀の水産業者を中心に、約70店舗が立ち並ぶ日本海側最大級の海鮮市場。海鮮丼・寿司・焼き鯖・特産品の専門店やレストランが約15店舗、水産加工・昆布・珍味・銘菓の専門店が約40店舗あります。日本海の旬の海の幸が豊富で、敦賀のグルメがお食事でもお買い物でも満喫できます。

道の駅 若狭おばま

敦賀駅から少し足を伸ばしたところにある、小浜市の魅力が詰まった道の駅。物販コーナーでは、焼き鯖寿司や若狭小浜小鯛のささ漬をはじめ、地元のお魚や野菜に工芸品、銘菓などの特産品や名産品が勢ぞろい。併設するレストラン「和久里のごはんや おくどさん」では、地元の食材をふんだんに使ったランチが楽しめます。

1泊2日の観光は一棟貸しの宿でのんびりと

1日では巡りきれない敦賀観光。せっかくなら、1泊して時間に余裕を持たせませんか？

おすすめは、1つの建物を丸ごと貸し切って泊まる「一棟貸し」スタイルの宿！ほかの旅行客やスタッフがいないので、まわりの人の目を気にせずにのんびりとストレスなく滞在できます。

暮らすように泊まれるプライベート空間

一棟貸しの宿は、まるで第2のわが家のように過ごせる宿泊施設。まわりの人の目が気にならないので、誰にも邪魔されずにプライベートな時間がたっぷり楽しめます。

例えば、小さい子どもがいる家族旅行の場合。ホテルや旅館では、ロビー・廊下・室内・レストランで子どもたちのはしゃぐ声が気になって注意をしてしまうかもしれません。

でも、貸切の宿なら無理に言い聞かせる必要はゼロ。近隣住民の迷惑になる行動はNGですが、ルールをきちんと守れば楽しくはしゃぐ声が思う存分聞けます。

まわりに気を使ってしまいがちな親御さんもノンストレスでとてもラク。恥ずかしいところを見られる心配もなく、わが家のように家族みんなでゆっくりくつろげます。

快適に過ごせるものが充実している

一棟貸しの宿には、ホテルや旅館にあるようなアメニティはもちろん、キッチン・調理器具・電化製品なども充実しています。

例えばこちら。

わが家にいるようですが、あくまでも宿泊施設。自宅にはないような大型プロジェクターなどの設備もあり、上質なサービスが利用できます。

大切な人との絆がグッと深まる

大切な人と一緒に過ごす一棟貸しの宿。1室を借りるホテルや旅館と比べて、お互いの絆がグッと深まりやすいのも魅力的です。

というのも、キッチンでの調理・後片付け・浴槽のお湯張りなどが協力しながらできるため。電化製品の使い方が分からないなどのちょっとしたトラブルも、一緒に考え、解決できるとみんなで達成感が得られます。

以下のような一棟貸しならではの過ごし方も、大切な人たちとの絆を深められる要素がたっぷり！

建物全体が自由にデコレーションできるので、サプライズパーティーやお誕生日のお祝いなどがとても贅沢に。時間を気にせず、特別感たっぷりな思い出が作れます。

敦賀から近い一棟貸しの古民家宿「小浜町家ステイ」

敦賀観光で一棟貸しの宿に泊まるなら、古民家宿「小浜町家ステイ」へ！福井県小浜市の中心部にあり、京文化が根付いた歴史の伝統あるインテリアや造りはそのままに。現代の人たちが快適に暮らせるようにリノベーションし、町家の古き良き伝統を活かしつつ和モダンな居心地の良い空間に仕上げました。

チェックインの場所は「道の駅 若狭おばま」の情報施設カウンター。各宿へは車で約10分で到着し、敦賀駅から1番近いと言っても過言ではありません。

小浜町家ステイの自由に選べる8つの宿

小浜町家ステイの宿は全部で8つ。古民家×町家をコンセプトにかかげ、ただいまと言いたくなるほど懐かしさにあふれている建物ばかりです。

それぞれの宿に魅力があるので、1つずつ特徴を紹介しますね。

西津湊ふるかわ

小浜藩でもっとも成功した北前船船主「古河屋」の船頭「古川屋惣兵衛」が暮らしていた町家をリノベーション。重厚な造りで国の登録有形文化財に登録されており、江戸時代からの積み重ねてきた歴史が感じられます。

改修は、関西を代表する建築家「竹原義二氏」が設計しました。建物の歴史的価値を生かしつつ、広々として美しい快適な空間で贅沢な非日常の時間がお過ごしいただけます。

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三丁町さのや

入り口の扉を開くと、伝統とモダンが融合した魅力的な空間が目の前に。周囲の町並みになじむ外観からは想像できないような非日常的で極上の雰囲気がただよいます。

内装は、町家ならではの間取りを活かしつつ土足でくつろげる土間リビングや快適に寝られる寝具をそろえました。浴室は開放感にこだわっており、一面ガラス張りで庭を眺めながらゆったりと旅の疲れが癒せます。

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丹後街道つだ主屋

大正3年に建てられ、小浜の人々に親しまれた和菓子屋をリノベーションしました。1階は広々としたキッチンとリビング。2階は寝室用の和室が3つあります。

どこにいても広さを感じるゆったりとした間取りで、リラックス感たっぷり。町家で多く用いられた箱階段や当時の調度品が使われており、和菓子屋だった頃の面影を残します。

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丹後街道つだ蔵

大正3年に建築された和菓子屋の蔵をリノベーション。和菓子を仕込んだ跡が残る土壁や、蔵を支える重厚な梁など建物の歴史が感じられます。

蔵の構造はそのままに、小上がりの和室や存在感のある天井の梁があります。趣のある壺風呂はモダンな雰囲気。入口の広々とした土間にはキッチンが併設されており、みなさんの好きなように料理を楽しんでいただけます。

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西津湊かさまつ

かつて北前船を港に泊めたことで栄えた西津エリアにあり、築100年を超える元酒屋をリノベーション。おしゃれでコミュニケーションがとりやすいアイランドキッチンを備えており、グループで料理や食事が楽しめます。

2階の寝室は、見事な梁が天井を彩るモダンな雰囲気。プライベート感を大切にしつつ、1階と自然につながる広々としたスペースでゆったりと過ごせます。入り口は広い土間なので、自転車や濡れたものなどが気兼ねなく置けます。

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八幡参道みやけ

小浜市小浜男山にある八幡神社の参道に面した明治期の町家をリノベーション。海に近く、JR小浜駅や、若狭小浜の名勝「蘇洞門（そとも）」を巡る遊覧船のある「若狭フィッシャーマンズワーフ」が徒歩圏内にあります。小浜のまちをぐるりと楽しむのにぴったりですよ。

建物の1階はフローリングで、清潔感あふれるキッチンやバスルームを設置。特徴的な箱階段から2階に上がると、包み込まれるような低めの天井の下にモダンな間接照明やベッドライトがあり、心地よさを与えます。

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三丁町ながた

料亭として愛され、凝ったデザインや造りが特徴的。かつては、芸妓さんを呼び宴会や接待でにぎわっていた茶屋町の風情が感じられます。

伝統技術を受け継ぐ職人たちが腕をふるった「なぐりの床」や、木や草や竹などの植物を薄く加工し、縦横交互に編み上げた「網代（あじろ）天井」。当時の名残をとどめつつ、快適性も重視した室内はわが家のようにくつろげると評判です。

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丹後街道たにぐち

小浜の歴史とともに歩んできた旧丹後街道沿いに建つ築90年の町家をリノベーション。玄関から続く奥行きのある土間や、縁側から眺める中庭が心地よい懐かしさを感じさせます。

土間にはキッチンがあり、向かいに広がる中庭からの光が明るく降り注ぎます。2階は二間続きの和室で、ふすまで仕切られているので自分だけの空間を楽しむことも可能。プライベートも大切にしたい大人数でのご利用におすすめです。

丹後街道たにぐちを詳しくみる＞

疲れを癒しつつ観光スポット巡りを楽しもう！

福井県のほぼ中心にある湊町「敦賀市」は、海と山に囲まれ自然に恵まれた土地。新鮮な海の幸や山の幸が味わえるだけじゃなく、透き通った海・白い砂浜・緑豊かな海水浴や歴史に触れられる博物館、子どものための遊び場など「自然・歴史・文化・育児」に触れる楽しみ方ができます。

北陸新幹線の延伸にともない、敦賀駅周辺もどんどん盛り上がってきました。その近くの若狭町や小浜市も含め、福井県全体が活気付いています。

1泊2日で疲れを癒しつつ、敦賀観光を堪能するなら、ぜひ一棟貸しの古民家宿「小浜町家ステイ」へ。贅沢なプライベート空間で、どこか懐かしさを感じながらのんびりとしたひとときが過ごせます。