福井県のほぼ中央にある敦賀(つるが)市は、若狭町や小浜市にも車で30分ほどで行ける場所にある日本海側の港町。新鮮な海の幸や山の幸が豊富で、ソースカツ丼・敦賀ラーメン・若狭ふぐなどのさまざまなご当地グルメが堪能できます。
ここでは、
「敦賀のグルメは何?」
「どこで食べられる?」
と気になるあなたへ、一棟貸しの古民家宿「小浜町家ステイ」がおすすめの名物グルメとお店をたっぷりご紹介!敦賀・若狭・小浜のグルメは日帰りで楽しむだけじゃもったいない!あなたが気になるグルメを見つけながら、素敵な旅のプランを考えてみてくださいね。
敦賀のグルメを1泊2日で味わおう!
福井県敦賀市とは
福井県のほぼ中央にあり、日本海に面する敦賀(つるが)市は、古くから大陸文化の玄関口として栄た港町。自然に恵まれ、新鮮な海の幸や山の幸が豊富で、特に海産物を利用した加工食品業が盛んです。
ねとらぼ調査隊のアンケート結果では、敦賀市は北陸新幹線延伸区間で今後発展していくと思われる地域の「第2位」に選ばれました。米原・京都・大阪などの近畿地方と、北陸地方を結ぶ重要な場所として街の活性化が期待されています。
※参照元:【関西在住者が選ぶ】今後発展していくと思う「北陸新幹線延伸区間の駅(地域)」ランキング!|アイティメディア株式会社(2023年12月時点)
そんな敦賀市の北部に大きく食い込んでいる敦賀湾は、日本海側には珍しいリアス式海岸が発達した若狭湾の支湾。サバ・アジ・ブリなどが対馬暖流に乗って回遊しており、定置網漁業が盛んです。
グルメの旅は日帰りじゃもったいない
美味しいグルメを堪能する旅は、食事の回数が少ない日帰りじゃもったいない!朝自宅を出発して、現地で遅めの朝ごはんを食べるとしても、残すは3時のおやつと夕方のディナーだけ。美味しい食べ物をお土産にしても良いですが、新鮮な海産物や出来立ての料理はやっぱり現地ですぐにいただくのがグルメ旅の醍醐味です。
1泊2日なら、美味しいグルメがもっと味わえること間違いなし!夜は時間の許す限りのんびりとご当地グルメが堪能でき、朝は朝食バイキングで優雅なひととき。フルーツやパンなどの朝食ならではのメニューや豊富な地元の食材を味わいつつ、帰宅までの時間にもさまざまなグルメに出会えます。
敦賀・若狭・小浜のおすすめ名物グルメ13選
敦賀市・若狭町・小浜市にある美味しいグルメを小浜町家ステイが厳選しました。あなたが気になるものをぜひ見つけてくださいね。
ソースカツ丼
薄くスライスされた豚肉をきめ細かいパン粉でカラッと揚げ、熱々のうちにウスターソースに絡めたカツをご飯にのせたソースカツ丼。福井県の老舗洋食店「ヨーロッパ軒」が発祥で、たくさんの飲食店のメニューにありスーパーにも並ぶほど福井県人に親しまれているソールフードです。
筆者も、定食屋さんでは必ずソースカツ丼とお蕎麦のセットを選ぶほど大好き!甘みと酸味のバランスが絶妙なソースが薄めの柔らかいトンカツにじんわり染み込んでおり、見た目はシンプルですがもう1枚食べたくなるほど病みつきになる味わいです。
敦賀ラーメン
昭和28年から愛されている敦賀ラーメンは、屋台ラーメンからスタートした50年以上続く伝統の味が特徴。豚骨と鶏ガラをベースにした醤油味のスープが基本で、ちぢれ麺・メンマ・チャーシュー・紅しょうがが入っています。
当時は、夜になるとチャルメラの音が鳴り、23時を回ると敦賀駅前に屋台ラーメンが集まっていたのだとか。トラック輸送が盛んになると国道8号線沿いにも屋台が並ぶようになり、現在は「ラーメン街道」と呼ばれています。
焼き鯖寿司
肉厚の焼かれた鯖が酢飯にのっている焼き鯖寿司は、福井県が発祥。生姜・大葉・煮椎茸などの具材が挟んであり、お店によってさまざまな味が楽しめます。
若狭には、開いた鯖を串に通して直火で焼く「浜焼き鯖」という食文化があります。鯖はとても傷みやすい魚ですが、食材の保存が難しい時代に「焼けば長持ちする」というアイディアから誕生しました。冷めても美味しい焼き鯖は、お寿司にも適した素材。ふっくら甘い福井県産コシヒカリとの相性が抜群で、鯖の香ばしさが口いっぱいに広がります。
へしこ
福井県の郷土料理「へしこ」は、鯖を塩漬けし、米糠に1年以上漬け込んで熟成させた発酵食品。漁に出られない日が多い冬場の貴重なタンパク源として誕生し、樽に漬け込むことを「へし込む」と呼んでいたのが名前の由来だと言われています。
新鮮なものは刺身として。軽く火で炙り、酒の肴・お茶漬け・おにぎりの具・寿司ネタとしても食べられます。米糠に漬け込むと、青魚に含まれている「ペプチド」がより活性化されるため優秀な健康食品としても有名。免疫力アップ・血圧抑制・血液をさらさらにするなどの効果が期待できます。
おばまのイカ丼
※出典元:おばまのイカ丼|御食国若狭おばま 濱の四季(2023年12月時点)
2023年5月、秘密のケンミンSHOW極に取り上げられた「イカ丼」は福井県若狭町が発祥の絶品丼ぶり。温かいご飯の上に、厚くてコリっとした食感のツヤツヤなイカ刺しがたっぷりとのっています。
暖流と寒流がぶつかり合う若狭湾は、餌が豊富で魚介類にとってとても棲みやすいのが魅力。100種類以上のイカが生息していると言われており、小浜ではスルメイカ・ヤリイカ・ケンサキイカ・アオリイカなどが美味しく育つ環境が整っています。漁師は「味が濃く、甘みと歯ごたえがあるイカはどこにも負けない」と自信をもっておすすめしています。
若狭ふぐ
身が締まっており、プリプリとした食感で歯ごたえがある「若狭ふぐ」は、ふぐの中でもっとも美味しい、ふぐの王様「トラフグ」の高級ブランド水産物。若狭湾はトラフグ養殖生産地の日本最北の海で、冬の期間の過酷な自然環境の中で育つため、よく身が締まり旨みが十分に蓄えられています。
若狭ふぐの旬は11月〜2月。この時期は、若狭ふぐ料理の「てっさ(ふぐの薄造り)」「ふぐ鍋(てっちり)」が地元の料亭や旅館で味わえます。皿が透けて見えるほどのてっさは、料理人の芸術品!お箸ですーっとすくいながら食べると、爽快感と贅沢感が楽しめます。
若狭ぐじ
通称「若狭ぐじ」は、食材の宝庫「若狭湾」で獲れたアカアマダイのこと。白身魚ならではの淡白な味わいの中に、深みが感じられる和の最高級食材の1つで、昆布締め・揚げ物・酒蒸し・椀種・味噌漬け・糠漬けとして美味しく食べられます。
若狭ぐじは、たくさんの厳しい認定条件に合格したものだけがもらえる称号。若狭湾にて釣りや延縄(はえなわ)漁で漁獲され、専用の保冷ボックスや乾燥を防ぐパーチ(透明のビニールシート)などを使用する「鮮度管理マニュアル」に従って取り扱うことが決められています。
若狭かき
※出典元:若狭のかき|福井県(2023年12月時点)
若狭かきの正式名は「マガキ」。日本海の中で、夏と冬の海温差が大きく特別波静かな小浜湾だからそこ養殖できる冬の味覚です。
1年で殻長が9cmほどに育ち、人間が作れないミネラルやほかの栄養素がたっぷり含まれ「海のミルク」と呼ばれている若狭かき。小ぶりですが、旨みがぎゅっと詰め込まれた濃厚な味わいです。旬は11月~1月で、カキ鍋・カキフライ・焼きガキ・蒸しガキなどとして味わえます。
若狭かれい
若狭かれいは、若狭湾で水揚げされたヤナギムシガレイの干物。江戸時代の書物「日本山海名産図会」にて最上級の賛辞が与えられた福井県のブランド名産品です。
淡白で水分が多いカレイは、塩を振って天日に干すと身が締まっておいしさが倍増!地元では一夜干しガレイとも呼ばれており、軽く炙ると食べやすく味が甘いのが魅力です。京都でも貴重なものとして大切にされいる高級品で、福井県の皇室献上品です。
小浜よっぱらいサバ
※出典元:小浜よっぱらいサバの魅力|小浜市(2023年12月時点)
名前がユニークな小浜よっぱらいサバは、臭みがなく酒粕の爽やかな香りがほのかに感じられる味。小浜にある田烏(たがらす)漁港のクリアな海水で育てられた宝石のような鯖です。
鯖専用の餌に配合された酒粕には豊富なアミノ酸が含まれており、口に入れると、舌先がとらえ喉に残る深い旨みと甘さがとても美味!姿造り・ぬた・なれずし・へしこなどがあり、「酔っ払ってるの?」と思われがちですが、そうではないので子どもでも安心して食べられます。
小鯛のささ漬
※出典元:特産品「若狭小浜小鯛ささ漬」とは…|協同組合 小浜ささ漬協会(2023年12月時点)
若狭小浜を代表する珍味。形が笹の葉に似ていることから「小鯛のささ漬」と名付けられています。3枚におろした蓮子鯛(レンコダイ)の身に1枚ずつ塩をあてながら水分を抜き、旨みを引き立てつつ艶が出るまでなじませます。
この塩加減を絶妙な塩梅に調整するのが、味を決める重要なポイント。ふっくらで柔らかく、木の香りに包まれた分厚い小鯛ささ漬けは、そのままでも、わさび醤油や生姜醤油に付けてもOK。寿司・炊き込みご飯・天ぷら・揚げ物など、食べ方はバリエーション豊富です。
おばま醤油干し
※出典元:おばま醤油干|一般社団法人 福井県物産協会(2023年12月時点)
素材の旨さを引き出す上品な醤油ベースの調味液に漬け、一晩干した小浜の特産物。一般的な塩干しやみりん干しではなく、香ばしい醤油を使うのが特徴です。
サバ・小鯛・ブリ・銀だら・カラスガレイ・イワシなど脂がたっぷりとのった魚たちが使われ、若狭の浜の風で干されています。食べるときは下処理不要。そのまま焼くだけで、ご飯のお供にぴったりです。
でっち羊かん
保存料不使用の、控えめで上品な甘味のでっち羊かん。見た目は「水ようかん」に似ていますが、こちらは甘みと寒天の量が抑えられています。小豆を一晩水につけて柔らかくし、白砂糖を加えて煮詰めるとできるこしあん。それをよく溶かした寒天に入れ、さらに煮込んでバッドに流し込み、そのまま固めると完成です。
名前の由来は諸説ありますが、一説では、ふるさとの若狭を離れて丁稚奉公をする子どもに若狭の土産として持たせたものだからだとか。生まれも育ちも福井県の筆者おすすめは、冷蔵庫でよく冷やしてからこたつの中で食べること!甘さ控えめでつるんとした口当たりなので、パクパクと食べられます。
敦賀・若狭・小浜のグルメが楽しめるお店10選
敦賀・若狭・小浜のグルメは、実店舗や通販で購入可能!でも、現地でしか味わえないものもたくさんあります。発祥のお店の味や、食材の魅力を最大限に引き出してくれる料理人の味をぜひ楽しんでくださいね。
敦賀ヨーロッパ軒 本店
ソースカツ丼発祥の「ヨーロッパ軒」。総本店は福井市にあり、敦賀市に本店・支店が5店舗あります。敦賀ヨーロッパ軒の特徴は、ソースの調合が甘めになっていること。総本店や支店ではイカリソースを基にして調合されていますが、敦賀ヨーロッパ軒では「カゴメソース」を基に作られています。
5店舗それぞれがソースをイチから作っているので、お店ごとに微妙な味の違いが楽しめるのもポイント!スローガンは「まごころとおいしさは北陸で2番」で、1番はあなたの親御さんが作ってくれる料理というセンスの良い意味が込められています。
住所 | 〒914-0062 福井県敦賀市相生町2-7 |
電話番号 | 0770-22-1468 |
営業日 | 11:00〜14:00 16:30〜20:00 定休日|月、火、臨時 |
ホームページ | ヨーロッパ軒総本店(※敦賀は掲載されていません) |
中華そば 一力
昭和33年に屋台から始まり、元祖敦賀ラーメンの老舗ラーメン屋。黄金色に輝く豚骨醤油スープに、多加水熟成中細ちぢれ麺・チャーシュー・メンマ・ネギ・紅しょうがが入れられています。60年以上変わらぬインパクトを与える「胡椒」が味の引き立て役。ミシュランガイド北陸2021特別版に掲載されています。
住所 | 〒914-0811 福井県敦賀市中央町1丁目13-21 |
電話番号 | 0770-22-5368 |
営業日 | 11:00〜19:00 定休日|火曜日 |
ホームページ | 中華そば 一力 |
まるさん屋 敦賀駅前
敦賀港直送の新鮮な地魚料理が食べられるお店。鮮魚問屋ならではの量と種類に加え、本場の味を守り続ける料理人が腕をふるって至福のときを演出してくれます。いくらやウニなどの8種類のお刺身をのせた「若狭路海鮮どんぶり」は、自家製の丼醤油と土佐醤油の2種類がお好みで選べます。
住所 | 〒914-0054 福井県敦賀市白銀町6-41 2F |
電話番号 | 0770-22-4528 |
営業日 | 11:00〜22:30 定休日|なし |
ホームページ | まるさん屋 敦賀駅前 |
ドライブインよしだ
※出典元:ドライブイン よしだ イカ丼|一般社団法人若狭湾観光連盟(2023年12月時点)
厚くてとろっと美味しいイカ刺しの丼ぶりが味わえるドライブインよしだ。広い店内には三方五湖を見渡せるテーブル席や座敷があり、ドライブの休憩がてら美しい絶景を眺めながらお食事ができます。
イカ丼のイカ刺しや山芋(とろろ)は特製醤油で味付けがされており、つるると美味しくいただける絶品もの。ソースカツ丼やカツカレーなど、なまものが苦手な人にもおすすめなメニューがあります。
住所 | 〒919-1461 福井県若狭町海山70-3 |
電話番号 | 0770-47-1438 |
営業日 | 10:00〜17:00 定休日|不定休 |
ホームページ | ドライブイン よしだ |
御食国若狭おばま 濱の四季
御食国(みつけくに)若狭おばま食文化館の中にあるお食事処「濱の四季」は、若狭湾が目の前に広がる地産地消のレストラン。生産者の想いと地域が受け継いできた味を大切にしており、若狭の自然の恵みから生まれた旬の食材が堪能できます。
メニューは、身体にやさしく美味しいものばかり。広々とした店内には椅子席とお座敷があり、小さなお子さま連れでもゆったりと過ごせます。
住所 | 〒917-0081 福井県小浜市川崎3丁目5番 |
電話番号 | 0770-53-0141 |
営業日 | 11:00~14:30 定休日|第3水曜(祝祭日は営業)、年末年始(不定休) |
ホームページ | 御食国若狭おばま 濱の四季 |
どんと屋
江戸前の天丼や海鮮丼が食べられるどんと屋は、目の前が敦賀港の魚市場。新鮮な獲れたての海の幸が豪快に盛り付けられた極上の丼ぶりが味わえます。タレや醤油などにもこだわっており、厳選された食材の魅力を見事に引き出しています。メニューを代表する「どんと丼」は、数種類の海鮮ネタとエビ天やうなぎ、イクラなどを賑やかに散らした大満足の逸品です。
住所 | 〒914-0061 福井県敦賀市蓬莱町14-16 |
電話番号 | 0770-25-0205 |
営業日 | 10:00〜15:00 定休日|水曜日 |
ホームページ | 江戸前天丼・海鮮丼 どんと屋 |
日本海さかな街
敦賀の水産業者を中心に、約70店舗が立ち並ぶ日本海側最大級の海鮮市場。海鮮丼・寿司・焼き鯖・特産品の専門店やレストランが約15店舗、水産加工・昆布・珍味・銘菓の専門店が約40店舗あります。日本海の旬の海の幸が豊富で、敦賀のグルメがお食事でもお買い物でも満喫できます。
住所 | 〒914-0125 福井県敦賀市若葉町1丁目1531番地 |
電話番号 | 0770-24-380 |
営業日 | 10:00〜18:00 休館日|2024年は11日間 |
ホームページ | 日本海さかな街 |
敦賀赤レンガ倉庫
敦賀市は、明治から昭和初期にかけてロシアを経由して大陸ヨーロッパへとつながる国際都市。その象徴が「敦賀赤レンガ倉庫」で、2009年1月に北棟・南棟・煉瓦塀が国の登録有形文化財に登録されています。
棟内にあるのは、敦賀ならではの魅力が楽しめるレストランや、街並みを再現した鉄道と港のジオラマなど。海鮮丼・鯖のサンドウィッチ・焼き立てのチーズタルトなど、地元食材にこだわり抜いて仕上げたメニューが味わえます。
住所 | 〒914-0072 福井県敦賀市金ケ崎町4番1号 |
電話番号 | 0770-47-6612 |
営業日 | 9:30〜22:00(ジオラマ館 9:30 ~ 17:30) 休館日|水曜日 |
ホームページ | 敦賀赤レンガ |
若狭小浜お魚センター
地元で水揚げされた、とれたての海鮮魚介類が並ぶ賑わい市場。各店独自の干物や加工物などもあり、タイミングが良ければ珍しい魚がGETできるチャンスもあります。
遠方に住むリピーターがいるほどの予約殺到店や、握り寿司とうどんやそばをセットで提供している店。それぞれのこだわりを目でも舌でも楽しめる場所です。
住所 | 〒917-0081 福井県小浜市川崎2丁目5-1 |
電話番号 | 0770-53-1530 |
営業日 | 7:00〜12:00 定休日|水曜日 |
ホームページ | 若狭小浜お魚センター |
若狭フィッシャーマンズ・ワーフ
「蘇洞門めぐり遊覧船」をはじめ、お食事処やショッピングができる若狭フィッシャーマンズワーフ。海鮮レストランは海の醍醐味が満喫できる特等席で、四季折々の日本海を眺めながら新鮮な海の幸がたっぷり味わえます。
ショッピングは、海・山の自然に囲まれた若狭ならではのお土産がたっぷり!海の幸・山の幸・福井県の銘菓に工芸品。羽二重餅や五月ヶ瀬など、子どもが喜ぶ美味しいお菓子もあります。
住所 | 〒917-0081 福井県小浜市川崎1-3-2 |
電話番号 | 0770-52-3111 |
営業日 | 4月~11月|8:30~17:00 12月~3月|9:00~17:00 |
ホームページ | 若狭フィッシャーマンズワーフ |
グルメ旅は一棟貸しの古民家宿「小浜町家ステイ」でのんびりと!
敦賀・若狭・小浜のグルメ旅を堪能するなら、小浜市にある一棟貸しの古民家宿「小浜町家ステイ」へ!1つの建物を丸ごと貸し切り、江戸時代から「鯖街道」として栄えた歴史と伝統に触れながら居心地の良い空間で美味しいものが食べられます。
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プライベート空間でまったり堪能できる
小浜町家ステイの宿は、いずれもプライベート感たっぷり。ほかの旅行客や宿のスタッフがいないので、知らない人の目を気にせずにゆっくりと過ごせます。
もちろん近隣住民へのマナーは大切ですが、建物の中は自分たちだけ。お食事の前にメイクを落としてラフな格好に着替えても、気心知れた人たちばかりの空間なら恥ずかしくありません。時間を忘れてのんびりとお食事をしたあとは、すぐに晩酌ができたりお風呂に入ったり!和のぬくもりを感じながら旅の疲れを癒しつつ、まるでわが家で暮らすようリラックスできます。
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キッチンで地元のグルメが自由に調理できる
小浜町家ステイの宿では、全棟にキッチン・調理器具・調理家電・冷蔵庫を取りそろえています。日中に調達した地元のグルメが自由に調理できます。特に、新鮮さが命の海鮮類は宿に着いたら冷蔵庫へ入れておけば傷まないので安心!各々の好きなメニューや量を用意すれば、みんなが満足できます。
例えば「西津湊ふるかわ」では以下のとおりです。
キッチン仕様 | ダイニングキッチン(IH2口)、冷蔵庫(冷凍庫)、電子レンジ、電子ケトル |
調理器具 | 包丁、まな板、フォーク、スプーン、菜箸、箸、 お玉、茶碗、湯呑、コップ、小皿、大皿、ボール、ザル、鍋、フライパン、ケトル |
オプションで「炊飯器」「調味料セット」を貸し出しています(有料)。必要であれば、チェックインのときにお申し出くださいませ。
おすすめ宿泊プラン
小浜町家ステイの宿泊プランは、全部で11パターン!キッチンで自由に調理ができる「素泊まり」のほか、料亭やホテルの自慢のグルメが味わえる「朝食付き」「夕食付き」「2食付き」があります。
ここでは、お食事付きの5つのプランを紹介しますね。
【冬季限定】若狭ふぐ料理プラン(夕食付き)
2024年3月までの期間限定!小浜市ならではの冬の味覚「若狭ふぐ」をお宿で堪能できるプランです。
メニューは、てっさ(ふぐのお刺身)や、昆布だしのてっちり(ふぐ鍋)など。チェックイン前に食材をすべて宿にご用意しており、ご案内の説明書にそってご自身で調理を楽しみながらお召し上がりください。
時間を気にせず、お客さまだけのプライペート空間でゆっくりと豪華なディナーが楽しめます。
宿でいただく1泊2食付きプラン(朝・夕食付き)
宿にいながら料亭のお料理が味わえるゆったりプラン。直径30cmの大きな器に、小浜の名物と海鮮を詰め込んだ明治期の料亭「四季彩館 酔月」のオリジナル海鮮丼(汁物、茶碗蒸し付き)が入っています。
色とりどりの新鮮な海の幸がまるで宝石のようにキラキラと輝きます。「小浜の海の幸を、お手軽に少しずつ食べたい!」という方におすすめです。
朝は、地元で300年愛されている「とば屋酢店」の手作りお弁当を。チェックイン前に冷蔵庫にご用意させていただきます。地元のお豆腐屋さん「小堂食品」のお味噌汁付きです。
今も残る料亭「酔月」の2種から選べるディナープラン(夕食付き)
明治期の料亭「四季彩館 酔月」で食べるディナーと、海が見えるホテル「ホテルアーバンポート」で食べる朝食のプラン。以下の2種類からお好きなディナーが選べます。
【和食懐石コース】
若狭ぐじや若狭牛などのブランド食材や地元の旬の食材を熟練の技で仕上げた懐石料理です。
【若狭牛と福井県産豚の合わせ盛りつゆしゃぶコース】
厳選された若狭牛と福井県産豚ロースのつゆしゃぶ(料理長と板長のオリジナル出汁つゆ)です。
朝食は、和食と洋食が選べます。和食では、小浜さんのご飯と小浜ならではの醤油味の干物「おばま醤油干し」が好評です。行き来は近くの宿なら徒歩でOK。歩きながらその町並みもお楽しみください。
地元のお酢屋さん手作り「町家弁当」付きプラン(朝食付き)
チェックイン前に、朝食用の出来立てのお弁当が宿の冷蔵庫に入っているプラン。
地元で300年続くお酢屋さん「とば屋酢店」の手作り弁当で、お酢を使ったおかずでご飯が進みます。すべての宿に電子レンジをご用意しているので、あたためてお召し上がりください(500Wで1分30秒)。
また、地元のお豆腐屋さん「小堂食品」のお味噌汁もつきます。チェックインの場所「道の駅 若狭おばま」でも販売されているほど、小浜を代表する信頼された味です。
海の見えるホテルでいただく朝食プラン(朝食付き)
趣のある町並みにすーっと溶け込むように建つ町家をまるごと貸し切って過ごす朝食付きのプラン。
日中や夜はご自身の自由に小浜を楽しんでいただき、朝食は海が見えるホテル「ホテルアーバンポート」へ。和食か洋食を選んで召し上がっていただきます。和食では、小浜さんのご飯と小浜ならではの醤油味の干物「おばま醤油干し」が好評!気持ちの良い朝をお迎えくださいませ。
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のんびりと敦賀のグルメを堪能しよう!
敦賀・若狭・小浜のグルメは、日本海の海の幸や山の幸が豊富なことからお魚料理が豊富。でも、何十年と続く愛された老舗のソースカツ丼や敦賀ラーメンなどもあり、大人も子どもも大満足できること間違いなしです。
お昼ごはんやおやつを食べてお土産を買ってすぐに帰る・・・そんな慌ただしいグルメ旅も良いかもしれませんが、おすすめはやっぱりのんびりとくつろぎながらのお食事!食材の魅力を最大限に引き出した、本場のグルメをぜひ味わってください。
小浜町家ステイのチェックイン場所「道の駅 若狭おばま」にも、地元の人たちが育てた旬の食材や加工品などがずらりと並んでおり、「雲丹醤(うにひしお)」「へしこバーニャカウダ」など料理に使える調味料も購入できます。
地元食材を使ったプリンやどら焼きなど、道の駅オリジナルの商品もたくさんあるのでぐるりと見て回ってみてください。ここだけの「若狭いちじくソフト」「へしこソフト」で、冷んやりおやつをいただくのもおすすめです!